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有名人検証 アイルトン・セナ

アイルトン・セナ

1960年3月21日、ブラジル、サンパウロ生まれ。

4歳の誕生日に父親から贈られたカートに乗って以来、ドライビングの魅力に目覚め、1973年、13歳から国内の公式カートレースに出場する。

F3では、20戦中12勝をあげチャンピオンを獲得。

84年、F1にデビュー。翌年、ボルトガルグランプリで初優勝。

88年には、年間8勝をマークして、初のワールドチャンピオンを獲得する。

90年、91年にもワールドチャンピオンの座につき、F1の歴史上もっとも偉大なドライバーの一人として、人々を魅了し続けた。

94年5月1日、突然トップを快走中に帰らぬ人となった。その死から6年経った今も、世界中の人々から愛されている。

羽田「アイルトン・セナのプロフィールを読んでも、F1レースに詳しくない人は、この人の何がすごいんだかわからないんじゃないの?どうすごいのか説明してもらえますか。」

茶羅加「そうですね。一言で言ったら、天才ですね。彼は、他のF1レーサー達とは技術が格段に違います。神業ですよ、カ・ミ・ワ・ザ!」

羽田「何!?その神業って。」

茶羅加「まず、レースにはいろいろランクがあって、
F1←F3000←F3←Formula←レーシングカート となっています。
まっ、F1は、レース界のオリンピックみたいなものですよ。そうそう。だって、1回のF1グランプリレースに出ることができるのは、世界中に20数名だけですからね。」

羽田「へぇーっ、それはすごいね。それで?」

茶羅加「F1は、レース界の最高峰。そして、F1はスポーツの中で、もっともハードなスポーツなんですよ。」

羽田「なんで?車を運転してるだけでしょ?自分が走るわけでもないのに……。」

茶羅加「それはですね。F1レースでは、約2時間近く走り続けるわけです。その間、ちょっと集中が欠けただけで、あの世行きです。その集中力といったら、ただものではないですよ。」

羽田「それは、確かにハードだね。よくそんなことができるなぁ〜。『住んでる世界がまったく別』っていう感じだね。」

茶羅加「そうですよ。そして、ハンドルやブレーキは普通の車と違って、ものすごく重いんです。その上、どんなに暑くてもクーラーは効かないし、ものすごく体力が必要とされるスポーツですよ。レーサーの中には、レース中は気が張ってるから良いけど、レースが終わると失神する人がいるくらいですからね。」

羽田「う〜ん。壮絶な世界だなぁ〜、こりゃ。」

茶羅加「そして、レース中は、頭だけが外に出てるから、首に重力の4倍の力がかかり続けているらしいですよ。だから、首もよっぽど強くないとレーサーになれませんね。」

羽田「ということは、F1レーサーになる為には、強烈な集中力、忍耐力の他に強靭な体力を必要とされるわけか? あと、首の太さと。」

茶羅加「あと、反射神経も相当良くないとだめでしょう。」

羽田「わかった、わかった。とにかく、F1レーサーには、精神力、体力、反射神経と最高のものが要求されるわけだ。ところで、そのF1レーサーの中で、セナがとくに優れているのは、どういうことなの?」

F1通算成績

◎ポールポジション
            65回(歴代1位)
◎ワールドチャンピオン
             3回(歴代3位タイ)
◎優勝回数
            41回
◎出走回数
           161回(歴代11位)

茶羅加「それは、彼のプロフィールを読んでいただければ、一目瞭然ですよ。普通、F1レースなんて参加できるだけでもすごいですよ。F1レースに出て、1度でも優勝したら、すごいですよ。だって、その時点では、レース界で世界一ですからね。」

羽田「そりゃそうだね。そんな過酷な世界で一度でも優勝できたら、すごいよね。」

茶羅加「そうですね。関係ないんですけど、まだ日本人で優勝したことのある人は1人もいませんからねぇ〜。セナの場合は、そのF1レースに161回参加して、41回も優勝したんだから、ただものではないですよ。やはり、F1レース界では神様です。」

羽田「なんか、セナにだんだん興味が出てきたなぁ〜。じゃー、セナのチャートも読んでみよう。」

茶羅加「はい。」



太陽
ケートゥ
     
金星
水星
アイルトン・セナ
ラーシ
 
ASC
火星 27度25分
 
土星

木星
    ラーフ

羽田「あっ!」

茶羅加「どうかしたんですか?」

羽田「どうもこうもないよ。このチャート、ただもんじゃないね」

茶羅加「そりゃそうですよ。ただもんじゃない人のチャートなんですから。」

羽田「まず、このアセンダントに在住している火星の強さ!火星は山羊座で最高星位だからね。体力とか意志力とか闘争心を表す火星が強いことがスポーツの世界で成功するための第1条件だね。特に、レースならスピードを表す火星が強いことは、絶対の条件と言ってもいい。」

茶羅加「そうですね。しかも、火星の最高星位点は28度ですよね。彼の火星は、27度25分にあるから、ジャストですね。」

羽田「しかも、その火星は車を表す4室(牡羊座)を支配していて、1室の最高星位の位置から、ムーラトリコーナの4室にアスペクトしている。だから、4室はものすごく強いね。さらに、火星はシャドバラでは、【1.74】と飛び抜けて強いよね。(シャドバラは【1】以上だと強い) また、彼がF1で活躍した時期を見ると火星の惑星サイクルに入っている…」

茶羅加「う〜ん、見事な一致ですね。」

羽田「そう。基本的な技法の適用だけでもここまでわかるね。さらに分割図やインド式のトランジット等を検討するとさらに詳細なリーディングができる。」

茶羅加「やっぱり、トップレーサーの違いがチャートにはしっかり出ているんですね。」

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