研究日誌有名人検証 アイルトン・セナ
羽田「アイルトン・セナのプロフィールを読んでも、F1レースに詳しくない人は、この人の何がすごいんだかわからないんじゃないの?どうすごいのか説明してもらえますか。」 茶羅加「そうですね。一言で言ったら、天才ですね。彼は、他のF1レーサー達とは技術が格段に違います。神業ですよ、カ・ミ・ワ・ザ!」 羽田「何!?その神業って。」 茶羅加「まず、レースにはいろいろランクがあって、 羽田「へぇーっ、それはすごいね。それで?」 茶羅加「F1は、レース界の最高峰。そして、F1はスポーツの中で、もっともハードなスポーツなんですよ。」 羽田「なんで?車を運転してるだけでしょ?自分が走るわけでもないのに……。」 茶羅加「それはですね。F1レースでは、約2時間近く走り続けるわけです。その間、ちょっと集中が欠けただけで、あの世行きです。その集中力といったら、ただものではないですよ。」 羽田「それは、確かにハードだね。よくそんなことができるなぁ〜。『住んでる世界がまったく別』っていう感じだね。」 茶羅加「そうですよ。そして、ハンドルやブレーキは普通の車と違って、ものすごく重いんです。その上、どんなに暑くてもクーラーは効かないし、ものすごく体力が必要とされるスポーツですよ。レーサーの中には、レース中は気が張ってるから良いけど、レースが終わると失神する人がいるくらいですからね。」 羽田「う〜ん。壮絶な世界だなぁ〜、こりゃ。」 羽田「ということは、F1レーサーになる為には、強烈な集中力、忍耐力の他に強靭な体力を必要とされるわけか? あと、首の太さと。」 茶羅加「あと、反射神経も相当良くないとだめでしょう。」 羽田「わかった、わかった。とにかく、F1レーサーには、精神力、体力、反射神経と最高のものが要求されるわけだ。ところで、そのF1レーサーの中で、セナがとくに優れているのは、どういうことなの?」
茶羅加「それは、彼のプロフィールを読んでいただければ、一目瞭然ですよ。普通、F1レースなんて参加できるだけでもすごいですよ。F1レースに出て、1度でも優勝したら、すごいですよ。だって、その時点では、レース界で世界一ですからね。」 羽田「そりゃそうだね。そんな過酷な世界で一度でも優勝できたら、すごいよね。」 茶羅加「そうですね。関係ないんですけど、まだ日本人で優勝したことのある人は1人もいませんからねぇ〜。セナの場合は、そのF1レースに161回参加して、41回も優勝したんだから、ただものではないですよ。やはり、F1レース界では神様です。」 羽田「なんか、セナにだんだん興味が出てきたなぁ〜。じゃー、セナのチャートも読んでみよう。」 茶羅加「はい。」 ・
・ ・
羽田「あっ!」 茶羅加「どうかしたんですか?」 羽田「どうもこうもないよ。このチャート、ただもんじゃないね」 茶羅加「そりゃそうですよ。ただもんじゃない人のチャートなんですから。」 羽田「まず、このアセンダントに在住している火星の強さ!火星は山羊座で最高星位だからね。体力とか意志力とか闘争心を表す火星が強いことがスポーツの世界で成功するための第1条件だね。特に、レースならスピードを表す火星が強いことは、絶対の条件と言ってもいい。」 茶羅加「そうですね。しかも、火星の最高星位点は28度ですよね。彼の火星は、27度25分にあるから、ジャストですね。」 羽田「しかも、その火星は車を表す4室(牡羊座)を支配していて、1室の最高星位の位置から、ムーラトリコーナの4室にアスペクトしている。だから、4室はものすごく強いね。さらに、火星はシャドバラでは、【1.74】と飛び抜けて強いよね。(シャドバラは【1】以上だと強い) また、彼がF1で活躍した時期を見ると火星の惑星サイクルに入っている…」 茶羅加「う〜ん、見事な一致ですね。」 羽田「そう。基本的な技法の適用だけでもここまでわかるね。さらに分割図やインド式のトランジット等を検討するとさらに詳細なリーディングができる。」 茶羅加「やっぱり、トップレーサーの違いがチャートにはしっかり出ているんですね。」
|
|