研究日誌有名人検証 イチロー その3●まだまだ行くか? イチロー茶羅加「さて、今回は誰にいきますか?」 岩田「前回がアマチだったから、今回はスポーツ選手でいきたいね。」 茶羅加「スポーツ選手といえば・・・・。サッカーは終わっちゃたし、ウィンブルドンはウィリアムズ姉妹対決でしたよね。」 岩田「サッカーはこれといった選手は思い当たらないし、最近の女子テニスはパワーテニスで美しくないしなぁ。超一流のスポーツ選手なら歩いたり、立ったりしている姿だけでも美しいと思うんだよね。」 茶羅加「うーんと、じゃあ後はメジャーリーグ、ゴルフですかね。おすすめは、イチロー、タイガーウッズですね。なぜかというと、この二人はただのトッププレーヤーじゃなくて、過去の記録を塗り替えっていっているという特徴がありますからね。」 岩田「そうだね。この二人やセナのクラスは、単なる世界最高だけでなく、過去の最高記録を塗り替えてきたという意味で桁違いの選手と言えるね。このクラスの選手になると、写真を見ただけでも超一流というのが読みとれるよね。」 茶羅加「それは、中国五術の命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)、医(い)、山(さん)のうちの相にあたりますか?でも、一般的な相術は人相、手相、墓相・・・になると思うんですが、写真からわかるというのはいったい・・・・?」 岩田「一枚の写真からプレーヤーの体の使い方や精神的特徴まで、読みとる技術体系が実はあるんだよ。それを形状学と言っている人もいるけど、ほとんど知られていない技術体系だね。これは開運術として使っても、強力なパワーを発揮するんだね。」 茶羅加「うーん・・・・(話が長くなりそうだな・・^^;)。じゃあ、早速イチローとタイガーウッズのリーディングに行きましょう。」 岩田「ん、そうか?じゃあ、茶羅加さん、羽田先生と一緒にやったイチローのリーディングをまとめてくれるかな。」 ●メジャーでの活躍
茶羅加「ええ。では、まず過去記事のおさらいからいきますね。イチローのチャートは特別な法則が作用していて、3室で木星が減衰、12室で太陽が減衰なんですよね。 これらの惑星がダシャーの支配星で巡ってきたときに、ラージャ・ヨーガの働きをするという法則があり、実際そうなんですよ。」 茶羅加「91年にドラフト4位でオリックスに入団して、92、93年は3割以下の打率でした。それが94年8月にヴィムショッタリダシャーが太陽-木星の時期に入ってから3割4分以上をキープして、7年間連続首位打者になっています。」
岩田「ほう。太陽と木星の両方とも、例の特別な法則に絡んだ惑星だな。」 茶羅加「はい。特別ラージャ・ヨーガの惑星が2つですからね。強力ですよね。ただでさえ木星は5室を支配していますし。面白いようにでてますよね。ここまでが前回までのおさらいです。」 岩田「では今回のリーディングは、太陽のダシャーが終わったところからの分析を始めようか。じゃあ、茶羅加さん、リーディングを続けてくれるかな。」
茶羅加「月のマハー・ダシャーが始まったのは、98年の7月後半からですね。月は最強のトリコーナ・ハウスである9室支配で、最強のケンドラの10室に在住していて、しかもヴァルゴーッタマですから、引き続き幸運な時期といえますね。私が思うに月/火星期の99年5月後半あたりから、世界の檜舞台でプレーをしたいという願望が強くなっていたんじゃないかなと思うんですよね。というのは、ラーシ・チャートの月を一室とすると、逆行の火星が一つ手前の魚座から11室にアスペクトしていて、ナヴァムシャ・チャートでは、月とアセンダントからみて、火星が11室に在住しているんですよね・・・・。11室は、実現可能な強い願望の成就と並はずれた高い地位を意味しますから、素直にメジャーリーグで活躍したくなったんじゃないですかねぇ。」 岩田「それは、本人に聞いてみたいところだね。アマチの時でもそうだったけど、ラーシとナヴァムシャのアセンダントと月をラグナとして見た場合、イチローも三つが同じ星座に入っているんだね。イチローは、獅子座がトリプルラグナだから、火星が4室・9室支配のトリプル・ラージャ・ヨーガ・カーラカになるね。アマチやイチローのような有名人の中でもトップクラスになると、それだけ強力なチャートにならざるをえないんだろうねぇ。」
茶羅加「ですね。また、ダシャーの話に戻りますけど、2001年6月後半から月/木星期になってます。月からみると、木星は6室で最低星位に入っていますね。ここでも特別なラージャヨーガになっていて、ラグナからと月からとでダブルの特別ラージャヨーガ!うーん、メジャーで成功しても納得って感じですね。本当に。」 岩田「ついでに言えば、トリプルラグナから見ると月は12室の支配星だから、12室の外国や移民といった象意もメジャーリーグ行きには作用しているだろうね。」 茶羅加「たしかに・・・・」 岩田「火星を少し掘り下げて分析してみようか。ラーシではアセンダントの支配星である火星が6室在住で、6室のよい要素、つまり敵に打ち勝つという象意を強めているし、6室はウパチャヤハウスなので、そこに生来的凶星が在住していることも、同じ意味を示しているね。さらに、ナヴァムシャでも火星は最強のウパチャヤハウスである11室に在住だしね。このナヴァムシャの火星は、双子座在住のラーフ(註)、自室に在住する水星の影響を受けて、さらに強力になっている。」 茶羅加「シャド・バラは1.48という数値で十分高いですし、アシュタカヴァルガ・ビンドゥも平均値より上ですしね。スポーツ選手の成功には強力な火星は必要不可欠ということですね。」 岩田「よし、イチローはとりあえずこんなところで、次はタイガーウッズに行こうか。」 茶羅加「じゃあ、ここで一旦閉めて、ウッズは次回にしましょう。あまり長すぎると読者が疲れちゃいますから・・・・」 岩田「じゃあ、タイガーウッズのチャートと経歴を用意しておいてね。」 茶羅加「了解。」 (註)
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