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運 命 学

虚星を使う運命学の基礎理論(補足)

十干 中国運命学の大きな運命サイクルである、年の十干・十二支の組合せが最初に戻るのは60年後です。したがって、干・十二支の組合せは61年後には同じ組合せになるわけですが、これでは生物学的条件の差が大き過ぎ、同じカルマが発現する条件になりません。 

 インド占星術で最初に考慮される運命サイクルであるヴィムショタリ・ダシャーは、ワンサイクルが120年であり、一つの運命サイクルが終了し、最初のサイクルに戻るのは121年後になります。したがって常識的に考えれば、ダシャーが示す運命の組合わせが巡ってくるのは、一生に一度のワンチャンスになります。

 虚星による運命サイクルの年周期が、中国運命学とインド占星術で10と12の組み合わせによる60と、その整数倍である120という数字になっているのは興味深い事実です。運命サイクルの多重周期性という数学的特長が、この整数倍というシンプルな関係によく出ています。

五行と陰陽の組み合わせ 5×2=10年
十干 10年
十二支 12年
六十支干(陰干陰支・陽干陽支の組み合わせ) 60年
ヴィムショタリー・ダシャー 10×12=60×2=120年
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