2005/08/09 (火)

研究ファイルの余白から bP(平山あや)

 日本では昭和23年5月12日より児童福祉法により母子手帳が交付されるようになりました。母子手帳には出生時刻を記録する欄があるため、これ以降に生まれた日本人は、基本的に出生時刻の記録が存在することになります。

 しかし日本では、出生時刻を必要とする占星術が一般化しておらず、日本に有名人の出生時刻はほとんどが不明です。

 ところで、野茂・イチロー・新庄・松井といった出生時刻の判明している有名人に関して、新記録など旬の話題を検索していると、いま話題になっている有名人やアイドルで、ちょっと興味を引く記事を見つけることがあります。

 こういう話は、公開講座のネタとして研究ファイルにメモしておくのですが、その多くは公開講座でも使われず、膨大なファイルの中に埋もれてしまうことになります。

 「そこで旬の話題は、旬のうちに。」というコンセプトで、日本の有名人やアイドルのピック的な研究ネタを紹介してみることにしました。

 それではこのシリーズ第1弾は、7月の公開講座でも釈由美子・飯田圭織・小倉優子と一緒に、霊能系アイドルの一人としてピック・アップしてみた「平山あや」です。

平山あやのホロスコープ(時刻は不明)


 小学校の頃から霊感が強かったという。金縛りにあったり、幽霊を見たり、霊について来られたり、宇宙人に遭遇したこともあるとか。
「小4の時に見た宇宙人は身長1メートル、顔がピンクで体が白で口がなかったそうです。UFOも何度も見ている」(女性誌記者)

という記述を、記事検索をしている最中に芸能ニュースで見つけ、ホロスコープを作って見ました。平山あやは、東西占星術研究所としては異色のキャラで、「その人誰?」という人もあるでしょうから、最初に平山あやのプロフィールを掲載しておきます。

◆平山あや キャベツで胸が膨らんだ“美少女”
 84年1月13日、栃木県黒磯市(現・那須塩原市)出身。父母と姉の4人家族。身長163センチ、体重45キロ、B85・W59・H82。
 黒磯市立東原小学校時代の趣味はドラマを見ることだ。夢中になったのは「東京ラブストーリー」(フジテレビ)で、ヒロインの鈴木保奈美に憧れた。黒磯市立黒磯中3年の夏、ホリプロタレントスカウトキャラバンの募集告知を見つけて応募したという。
 98年8月、3万6127人の中からグランプリに選ばれ、中学の校長先生から祝電をもらうなど町中が大騒ぎになったという。中学を卒業して母と2人で上京。堀越学園高校に通いながらタレント活動を始めた。デビュー作は連ドラ「可愛いだけじゃダメかしら?」(テレ朝)。高卒後は仕事ひとすじだ。

 平山あや(21)が17歳のアイドルに扮するコメディー「はるか17(セブンティーン)」(テレビ朝日)が7月1日からスタートした。就職試験55連敗のダメな女子大生・遥が芸能事務所に就職。ひょんなことから5歳サバを読んだ女子高生アイドル、はるかとしてデビューし、芸能界で成功するストーリーで、連続ドラマの初主演作だ。
「制作発表で1年ぶりに水着姿を披露した平山に大きなどよめきが起きました。注目は真っ赤なビキニに包まれたたわわなオッパイ。童顔で清純派の平山には不釣り合いな大きさでした。1日1個キャベツを食べ続けたらバストが5センチ増えてBからDカップに成長したそうです」(芸能リポーター)
 女優としてもひっぱりだこ。8月27日公開の映画「釣りバカ日誌16」に出演。秋には極真空手の創始者、大山倍達の恋人を演じた韓国映画「風のファイター」が封切られる。


 プロフィールを読むと、まさに旬のマニアックなマイナー・アイドル(某研究員のコメント)のようです。写真から読み取れるエネルギーもなかなかにパワフル。

 1984年1月13日は、0時から24時まで月が牡羊座に在住しているます。したがって、月を第1室として12ハウスを検討することが出来るラッキーなホロスコープです。公開講座では、月ラグナを使わず星座と惑星の特徴だけでリーディングしているので、ここでは月ラグナからホロスコープを検討します。

 ホロスコープを見ると、月から数えて第8室でケートゥが高揚するという、典型的に霊的パワーが強い惑星配置。そこに科学を表す天王星が同室していますから、UF0を見るにはまさにドンピシャの惑星配置です。

 また月から数えて第9室で、海王星と水星が約1度のコンジャンクションを形成しているのも、異郷の世界と霊的なコミュニケーションをしやすい惑星配置です。

 彼女の月と太陽は、ちょうど社会的に注目を浴びるサイクルに入ったので、22〜24歳くらいまでは、かなりの勢いがあるでしょう。

 ところで平山あやのホロスコープには、月から数えて第7室に火星・土星・冥王星が在住しています。これは悪く出れば極度に暴力的な恋人や夫を意味しますが、良く出れば極限努力をするアスリートや武術家の恋人や夫を意味します。

 ここでたいへん面白いと思ったのは、この秋に極真空手の創始者、大山倍達の恋人を平山あやが演じた韓国映画「風のファイター」が封切られるそうです。大山倍達氏はまさに極限的努力をする武術家でしたから、彼女がこの映画で大山倍達氏の恋人役を演じるのは、まさに平山あやの生まれ持ったカルマの結果ということになります。

 いくら演技でやる役柄といえども、その役柄に関係したカルマがまったく無ければ、その役は与えられることは無いのでしょうね。

 もう一つ面白いことに、「キャベツで胸が膨らんだ“美少女”」というプロフィールでの記述に関しても、ホロスコープからその特徴を読み取ることが出来る技法が存在します。

 現在発刊準備中の「東西占星術通信−第3号−」では、容姿占星術のエキスパートである沙羅さんに、中森明菜、小泉今日子、グレタ・ガルボ、マリリン・モンロー、ブルック・シールズを題材として、2人で検証した興味深い内容を語ってもらう予定です。

 そこでは、上記でふれた占星技法についても、ついでに語ってもらおうと思うので、受講生の皆さんは「東西占星術通信」夏の号をお楽しみに。

(Iwata)




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